FC2ブログ

名古屋歴史

名古屋に存在する寺院や神社の由緒や、そこで行われる祭りについて紹介します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

元祖歓楽街で電気街な街

今回は名古屋中区の歓楽街、大須で行われる大須夏まつりを紹介します。

大須といえば名古屋での古くからの歓楽街で、昔懐かしいアーケードの商店街というのが私の第一印象です。しかし、大須といえば?と聞かれたときに思い浮かぶものは世代によって結構違うのではないでしょうか?そこそこ昔の人だと「アメ横」、ちょっと昔の人だと「電気街」、最近の人だと「矢場とん」あたりが思い浮かびそうです。私は大須といえばコメ兵です。昔テレビCMで「いらんものは全部コメ兵に売ろう!」というキャッチコピーが流れていて、「あーゴミみたいなものでも買い取ってくれるんだー」と子ども心ながら思ったもので・・・ちなみに、コメ兵にはまだ一度も行ったことがありません。

そして、大須夏祭りには二つの寺院が大きく関係してきます。宝生院と萬松寺です。「宝生院」と言うと、馴染みがなくて分からない人も多いかもしれません。一般には「大須観音」と呼ばれています。これなら分かりますね。


宝生院(大須観音)
元亨4年に後醍醐天皇が大須郷(現岐阜県羽島市桑原町大須)に北野天満宮を創建。元弘3年に、その別当寺として創建された真福寺が現在の大須観音の始まりである。
その後、世の紛乱と、木曽川、長良川の水害によって寺は荒廃、慶長10年の大洪水で堂塔が流失する。
慶長17年、徳川家康は真福寺の由緒と、そこにある貴重な蔵経の存在を知り、犬山城主の成瀬正茂に命じ現在地に移転させる。
明治25年の大須の大火と、第二次世界大戦の空襲による2度の焼失を被った後、昭和45年に再建され現在に至る。
寺号は「北野山真福寺宝生院」、宗教法人としての公称は「宝生院」だが、一般はには「大須観音」の名で知られ、東京都台東区 金龍山浅草寺の浅草観音、三重県津市 恵日山観音寺の津観音とともに日本三大観音の1つとも言われている。また、なごや七福神の一つである布袋像が安置されている。
毎月15日と28日には骨董市が開催され、多くの人で賑わいをみせる。


萬松寺(万松寺)
天文9年、織田家の菩提寺として織田信秀が開基。那古野城の南側に建立されたが、慶長15年、名古屋城を築く際に現在の場所に移転された。徳川家が織田家に縁のある者の存在を恐れたため移転させたとも言われている。
移転後も尾張徳川家朱印寺として篤く信仰され「故亜相源敬公大夫人霊廟」が置かれるなどしていたが、幕末頃から序々に衰退。
当時、23309坪もの広さの土地であったが、大正元年に37世、大円覚典和尚が寺領の山林の大部分を開放。開拓された町は現在の大須三丁目となり賑わった。
しかし、昭和20年3月12日の名古屋大空襲で大須は焼け野原と化した。その後、本堂が再建されたのは平成になってからである。平成6年に本堂が完成する。
万松寺では、毎月28日に身代わり不動明王前で「身代わり餅」が無料でふるまわれる。これは歴史的に由緒ある行事で、織田信長が越前朝倉攻略の岐路、杉谷善住坊に鉄砲で狙い撃ちされたが、万松寺の和尚からもらい受けた千餅に銃弾が当たり、難を逃れたという逸話から加藤清正が命名、以後厄除けとして餅がふるまわれる行事として今に伝わるとされている。
信秀が多子だったことにあやかり、古くから安産、息災成長を願う婦女子の参拝が目立つ。


これらの寺院の境内も会場として行われる大須夏まつりですが、近年この祭りが知名度を高めているのは「コスプレパレード」の影響でしょうか?2009年には名古屋市長が、某有名ロボットアニメの主人公のコスプレで登場したとか・・・とにかく、コスプレ以外にも魅力いっぱいの大須夏まつりです。


大須夏祭り
開催日:7月の最終土・日曜または8月最初の土・日曜(年により異なる)

大須観音境内、万松寺境内、大須商店街全域で行われる夏まつりである。大須観音境内、万松寺境内では、太鼓ショー、ダンスショー、バンド演奏、盆踊り大会などが行われる。それ以外の場所では、ふれあい広場で大道芸が、シャンボーブラン前でライブなどが行われる。
また、各所をサンバパレード、コスプレパレードが通過していく。
コスプレパレードは、世界コスプレサミットの参加者によるもので、2004年より行われている。2004年は大須がコスプレサミットの会場になっていたが、その後2005年は愛知万博長久手会場、2006年以降は、オアシス21が会場となっている。


大須は一般的には秋葉原のような電気街でオタクがわんさかなイメージかもしれませんが、実際は、飲食店や洋服屋以外にも、飲み屋、家具屋、仏壇屋、古着屋、世界各国の料理店などがあり、若者、お年寄り、カップル、家族連れ、オタク、外国人が入り乱れる、他の街ではなかなか見られないような光景が見受けられます。こんな場所で祭りが行われるとなると・・・どんな世界が繰り広げられるのか、とても興味深いです。いつもと違う大須商店街を体験するためにも、大須夏まつり、行くしかないですね!
スポンサーサイト

この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿
















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://nagoyarekishi.blog16.fc2.com/tb.php/13-76521f28
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。