名古屋歴史

名古屋に存在する寺院や神社の由緒や、そこで行われる祭りについて紹介します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

三大祭の地No.3

名古屋歴史第四回目は名古屋東照宮です。

那古野神社例大祭、若宮まつりと並んで、名古屋三大祭と称される祭りの一つ、東照宮祭が行われる地です。この神社も、那古野神社、若宮八幡社とはただならぬ関係(?)で、若宮八幡社が名古屋城築城の際に名古屋城三の丸から現在の場所に遷座したのに対し、名古屋東照宮は徳川義直より城郭内三の丸に勧請された(しかも亀尾天王社(現在の那古の神社)の隣地)という歴史があります。現在の場所に仮遷座する際も、那古野神社の遷座と同時期に行われました。

こうして文章にしてみると、元々隣接していた那古野神社と若宮八幡社の間に名古屋東照宮が割って入って、結果的に名古屋東照宮が若宮八幡社を三の丸の地より弾き出した、って感じがしませんか?まぁ、実際のところは名古屋城築城に伴った事情により、穏便に行われたのだとは思いますが・・・。

というわけで、名古屋東照宮の由緒です。


名古屋東照宮
元和五年(1619)9月17日、初代尾張藩主徳川義直公が日光山鎮座の式に準じて、名古屋城郭内、三の丸に社殿を創建し、父である徳川家康の神霊を祀ったのがその始まりである。
明治5年5月村社に列せられ、同年8月8日縣社に昇格、同9年10月、名古屋鎮台が城内に置かれたことを機に、天王社(那古野神社)とともに旧藩校明倫堂跡地である現在地に遷座される。建物は、創建以来の権現造の本殿、渡殿、楼門、唐門、透塀、楽所、社務所等極彩色の国宝の諸建造物が並び輪郭の美を極めていたが、1945年5月14日の空襲により焼失する。現在の本殿は、昭和28年10月尾張徳川家より藩祖義直公の正室高原院殿(春姫)の霊廟を移築し社殿とする。この御霊屋は慶安4年(1651年)に万松寺境内に建てられ、大正3年(1914年)に建中寺へ移築されたものであった。昭和35年(1960年)に愛知県の有形文化財に指定されている。
祭神は徳川家康である。


ところで、これまでにも何度か「遷座(せんざ)」と言う言葉が出てきましたが、なんとなく分かっている人も多いかもしれませんが、これは神社の本殿を修理や本殿を新たに建てた場合などに神体を移す行為のことです。同じような意味の言葉で「遷宮(せんぐう)」というのがありますが、これは伊勢神宮の神宮式年遷宮のことを指す場合が多く、それ以外の神社では遷座と呼んで区別しているそうです。

さて、肝心のお祭ですが、東照宮祭は、戦前まで「名古屋祭」と呼ばれていました。現在の「名古屋まつり」は昭和30年より始まったもので、東照宮祭とは違いますが、戦前の「名古屋祭」を引き継いだものです。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑のパレードや、山車の巡行が観られるなど、そっちはそっちで楽しめそうです。


東照宮祭
開催日:4月16日、17日

江戸時代を通じて、例祭である東照宮祭は天王社の天王祭、若宮八幡社の若宮祭とならんで名古屋三大祭とされた。中でも東照宮祭は、天保年間(1830年~1844年)までに名古屋最大の祭となり、戦前まで「名古屋祭」と言えばこの東照宮祭を指していたという。
東照宮祭には山車が出るのが通例であった。これは、創建した元和5年(1619年)に、大八車に西行の人形を乗せて出したのが始まりとされ、宝永4年(1707年)までに9台の山車が作られるにいたった。現在は、東区筒井町の「湯取車」がただ1台現存する。
明治9年、那古野神社とともに現在の場所に移転された後も「名古屋祭り」として盛大に行われていたが、空襲によって山車の多くが焼失したため形を変えて、現在行われている「名古屋まつり」へと引き継がれた。現在の「名古屋まつり」で行われる山車の巡行はその名残と言われている。
現在の東照宮祭は、16日は舞楽奉奏、17日は武道大会が神社内で行われている。
また、名古屋東照宮は、名古屋城、那古野神社とともに、名古屋の桜の名所としても知られている。


東照宮祭については、こんなところです。那古神社や若宮八幡社の例祭と比べると、少し簡素な気はしますが、舞楽や武道大会が行われるということで、他の祭りとの差別化が図れて良いのではないでしょうか。武道大会は個人的にちょっと観てみたいです。

これで、名古屋城と名古屋三大祭の地の紹介が全て終わりました。次の神社は・・・と、その前に、那古野神社、若宮八幡社、名古屋東照宮の現地の画像が必要ですよね。というわけで、次の神社の前に現地取材に行ってきます。名古屋城の取材ような、楽しいことがたくさんあるといいなー。
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

愛知の祭り
もーご存知かもしれませんが、愛知県にはいろんな祭りがあります、名古屋だけではなく各地方に山車がたくさんあります。半田祭りの三河型、岡田祭りの中間型、犬山祭りの犬山型などなど、これらすべての山車の起源は東照宮祭りの山車です。東照宮祭りから各祭りに進化していく過程等おもしろさを感じます。すべての祭りに歴史を感じ魅力があります。私もいろんな祭りを調べて勉強しようと考えていますので、お互い楽しみましょう。
神社、仏閣、お祭り大好きです!
【2010/04/12 22:41】 URL | #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿
















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://nagoyarekishi.blog16.fc2.com/tb.php/7-3ff51a09
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。